オンライン採用活動は当たり前!?オンライン活用のススメ!

オンラインでの採用活動は今や当たり前!?採用活動を効率化するオンラインでの採用活動とは?
こんにちは。株式会社エンデルの小津です。今回コロナ渦で大きく変化した採用活動の方法とそれによる求職者の意識変化、オンラインでの採用活動事例などをまとめていきたいと思います。
コロナ渦前と現在では採用活動の方法はどのように変わった?
新型コロナウィルスがまん延し、緊急事態宣言などが発令されたことにより今までの採用活動と比べ非対面でのオンラインでの活動が増えてきています。
例えば株式会社スタジアムが行った「2022卒新卒採用企業調査 (第1回)」では回答の211社中説明会のオンライン化が85.9%、面接のオンライン化が75.2%、といった結果があったことを公表しました。
またこれによって残念と比べて応募者の増減に関し若干増えたと回答した企業が32.1%、変わらないが54.7%となったとのことです。
これらの結果踏まえてみると、オンラインでの採用活動が一般化してきており、求職者側もそれが一般的と考えているように思えます。
これらの流れは今後も続く見通しで、多くの企業がオンラインとオフラインを併用し採用活動をしていくと考えられています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000015527.html
採用活動オンライン化によるメリットは?
採用活動におけるオンライン化のメリットは、
①時間の調整が容易になる
②無駄なコストを省ける
③遠方からの応募でも対応可能である
等が挙げられます。
①時間の調整が容易になる
面接や説明会では関係部署や求職者と時間を調整しなければなりません。
転職希望者の場合日中は働いていることが多いでしょうから、その時間を外してほしいという方が多いと思います。
その場合オンラインであれば移動時間を考えなくてもよいので、比較的容易に面接や説明会を実施することができます。
②無駄なコストを省ける
オフラインの採用活動では会場が必要になってくると思いますが、オンラインでは必要ないので設営費用や移動時間、交通費といったコストを削減できます。
また採用活動において時間の調整はネックかと思います。仮に同席する社員の時間が取れなかったり、面接予定の求職者が遅刻してしまったといった場合、何度も調整を取らないといけません。そういった無駄な時間を省くということも可能です。
③遠方からの応募でも対応可能である
オンラインであれば時間を調整できれば世界中のどこからでも面接や説明会に参加してもらうことができます。遠方から応募する求職者からすると移動という手間が省けるので、応募へのハードルが低くなり応募者を増やすことにつながります。
中小企業がオンラインでの採用活動を採用した方がいい理由。
例えば一部上場の大手企業は大規模な説明会を大きな会場を借りて行ったりします。そこには多くの求職者が参加しますが多額の費用が掛かります。
また、そういった企業は人事の人数も多いでしょうから多くの求職者と会うことでより良い求職者を見つけ出すことが可能です。
中小企業の場合ですと採用にかける予算や人員が限られてくると思います。そのため会場を必要とせず多くの求職者に少ない労力でアプローチできるオンラインでの採用活動は魅力的といえます。
オンラインでの採用活動とは?
オンラインでの採用活動といっても様々な方法があります。実際に私が人材紹介会社で務めていた際に携わったことのある事例から、導入しやすいいくつかの活用事例を載せていきたいと思います。
オンライン採用事例①オンラインとオフラインを組み合わせた採用活動 山梨県にある土木工事業者S建設さんの場合
山梨県にある土木工事業者のS建設というところに採用でかかわったことがありますが、ここはオンラインでの面接とオフラインでの面接を組み合わせた採用活動を行いました。
土木工事業者のS建設さんは社内の高齢化が進み「 20代~30代の経験者を若手経験者を採用したいが地域柄応募者も少ないため応募者を増やしたい」という依頼を受けました。今までS建設さんは来社での面接のみを行っていましたが、面接を無料ビデオ会議アプリ「Zoom」を使うことにしました。
今回ターゲットとした年齢層は就業中の方が多かったこともあり、平日の少し遅い時間で狙っていたターゲット層の応募が増え、結果的に採用目標達成ということになりました。
その後その会社の人事の方からは「最初は相手の求職者のことをオンラインでは判断できないと思っていたが、応募数も増えいい人を採用できたと」と話しておりました。
このように最後の部分だけお互いの最終確認ということでオフラインとしたことで求職者の応募までのハードルが下がり、採用活動に成功した例があります。
オンライン採用事例②オンラインで採用説明会 Youtubeを活用し応募者を増やした企業D社さん
オンラインでの採用活動は面接だけではありません。例えば説明会などでも多用されています。その一つがYoutubeで会社の説明動画をアップロードして応募を増やしたD社さんです。
D社さんは各職域の一日の作業の流れを追った作業風景の動画を作りいくつもの動画をアップロードしました。結果募集人数を増やすことにつながり、採用人数の予算を達成することができました。
内定した社員に決め手を聞いてみたところ、「動画で一日を見ることができ仕事への理解が深まったのと、社員の雰囲気を知ることができ他の企業と比べて身近に感じることができたから」とのことであった。
このように会社の仕事風景などを動画でネット上に挙げることで常に説明会を行うのと同時に、会社の雰囲気を感じてもらうということに成功し、採用活動に成功したという成功例があります。
まとめ
オンラインでの採用活動といえど様々な活用方法があります。企業によっては譲れない部分もあることでしょう。ですのでその企業に応じたオンラインの形を見つけて実行するということが重要です。
また、SNS等もうまく併用しターゲットとする求職者目線で情報を提供できているかということも重要です。弊社ではYoutubeに絞りその運用法をコンサルティングをさせていただいております。是非ご興味ございましたらご連絡いただけますと幸いです。