中途採用は媒体?紹介?会社それよりも先にやること!

中途採用は求人媒体?紹介会社?それよりも先にやること!

 まず中途採用で紹介会社や求人媒体を使われている企業様が多いのではないのでしょうか。私は紹介会社の営業として様々な企業の人事担当者様とお取引をさせていただいてきました。その経験を踏まえて言わせていただくとそもそもオウンドメディアを充実させていないとどちらでも採用効率が落ちるということです。

 逆にオウンドメディアマーケティングに成功すれば極論ではありますが紹介会社や媒体にお金を払う必要がなくなります。是非ご一読いただければ幸いです。

 オウンドメディアに関してはコチラ(オウンドメディアマーケティングって何?コストをかけず販促を!https://endel.org/archives/392

 媒体って何?紹介会社って何?

 まず多くの企業が採用に使われている媒体と紹介会社について簡単に説明します。

①求人媒体

 求人サイトを持つ会社を指し、そのサイトに求人を載せることで応募者を募ります。例えばリクナビやマイナビがそれにあたります。

 求人掲載の際に掲載料が発生しますが露出や利用できるサービス内容によって金額も変わり、安いものだと5万円程度から高くても30万程度で数か月掲載することができます。転職や新卒どちらの場合でも一番利用者が多いサービスです。紙媒体やWEB媒体があり、WEBの利用者の方が多いです。

②紹介会社

 紹介会社とは厚生労働大臣からの許可を得た「有料職業紹介事業所」を指します。

 一般的に紹介会社に登録があった求職者を求人会社に紹介し、求人会社は紹介会社に紹介料を払います。紹介料の相場はおおよそ40万~となりますが求人内容によって大幅に変わってきます。

求人媒体を使っているけど応募が来ないのはなぜ?

それは求人者に自社の情報が十分に伝わっておらず、魅力を感じてもらえてないということが考えられます。

求人媒体を使う求職者の行動は次のようになります。

  1. 求人検索 求人サイトで求人を探す。
  2. 求人内容の確認 よさそうな求人を見つけて内容を見る。
  3. 応募の為の情報収集 応募するかどうかを判断するためその会社のサイトでできる限りの情報を集める。
  4. 応募 求人サイトまたはその会社の採用ページから応募をする。
  5. 面接対策 面接対策の為自社サイトで復習をする。
  6. 面接 面接
  7. 入社意思決定 内定、入社

 3.応募の為の情報収集の段階では多くの求職者は複数社天秤にかけており、その中で条件のいい会社上位数社のみ応募をします。そのため会社の詳細がわからない場合は選択肢から外れます。

 次に6.面接の段階では多くの求職者が数か所の会社を併願し面接を受けています。そのため並行して受けている会社で2つ以上の内定が出た場合、条件のいい会社を選びます。

 3.応募の為の情報収集 6.面接の段階ともに求人会社の自社サイトと求人サイトに掲載されている求人を見て判断をするため十分な情報をそこで伝えられていないと求職者の辞退または応募がないということにつながります。

紹介会社を使っているけど中々応募が来ないのはなぜ?

理由は2つ考えられます。

  • 同業他社と比べて紹介会社に支払う紹介料を安く設定してしまっている。
  • 求職者に会社を紹介しても断られてしまっている。

同業他社と比べて紹介会社に支払う紹介料を安く設定してしまっている。

 紹介会社のコンサルタントは基本的には営業です。売り上げを上げなければいけませんから紹介料が相場と比べ極端に安い場合求人の受理だけを行い、紹介してくれない可能性があります。

求職者に会社を紹介しても断られてしまっている。

 求人者に紹介しても会社を魅力的に思ってもらえていない為、応募したくないと断られてしまっているということです。

 紹介会社経由の場合、営業から求人会社を紹介し応募するかどうかをヒアリングします。その際に複数の企業を提案しいくつかの企業を求職者の方が選びます。求人会社の情報は紹介する際に営業が伝えますが多くの求職者が家に帰って求人会社の自社サイトを確認し応募するかどうかを決めます。そのため自社サイトに十分な情報が載っていない場合、応募しないという選択をする求職者が多くなります。

  実際に私の経験であったのですが、小さい企業だったのですが自社サイトがなく、まったくその企業の情報を知ることができなかったため応募はしたくないと言われたことがありました。確かに全容がわからない企業で働きたくないというのはごもっともだといえます。

応募の数を増やして辞退者を減らすには?  

 応募の数を増やして辞退者を減らすには 十分な情報をオウンドメディアを通じて求職者に伝える必要があります。

 現状で一番いい方法は自社サイトに求職者が知りたい情報を正確に分かりやすく掲載することです。紹介会社や求人媒体を利用することは採用活動において大変有効です。ですがそれだけではなく自社の情報をオウンドメディアを通じ求職者が手に取りやすい形で発信するということが重要であるということも認識し、組み合わせて運用するということが重要です。

まとめ

 まず紹介会社や求人媒体を利用する前にオウンドメディアでは求職者にとって有益な情報を載せられているのかを確認しましょう。もし自社サイトに載せている情報が不十分であればまずそこから改善していく必要があります。そこを改善したうえで紹介会社や求人媒体を利用する方が効果的です。

 また、極論ですがオウンドメディアの内容が十分な出来であればSNSを使ってコストをかけずに募集をすることも可能ですし、そういったところでのYoutube運用はとても効果的です。もしご興味があるようでしたら是非一度お問い合わせいただければと思います。

   オウンドメディアに関してはコチラ(オウンドメディアマーケティングって何?コストをかけず販促を!https://endel.org/archives/392