Youtubeで企業のファンが作れる!?実例も併せてご紹介!

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Youtubeで企業のファンづくり!実例も併せてご紹介!
こんにちは。株式会社エンデルの小津です。前回企業のファンづくりは必要かという記事(記事はコチラ)を書かせていただきましたが、今回はYoutubeで企業のファンを作る方法について考えていきたいと思います。
なぜYoutubeでファンづくり?
Youtubeはファンを作るのにとても適したツールです。なぜなら動画とコメント欄を使って双方向のコミュニケーションが取れるツールだからです。そのためYoutubeはユーザーとの距離が近く、動画によって自社の魅力も伝えやすくなります。
実際に多くのファンから支持されているYoutubeチャンネルの特徴とその分析をしてみたいと思います。あくまで私の独断と偏見ですので参考程度に読んでみてください。
・料理レシピ紹介Youtubeチャンネル 「まかないチャレンジ!」
東京都墨田区向島で【河原のあべ】という天ぷら店を営んでいる店主の料理系動画です。このチャンネルでは賄い三原則として「 ①手早く簡単に作らなくてはならない! ②おいしくなくてはならない! ③上記二項に反しない限り,こまかいことは大目にみてね」としており、手間のかからないまかない料理の料理動画を投稿しています。
登録者数は40.1万人(2021年11月4日現在)となっており店主が手際よく料理をしてそれを食べるというのが一連の流れです。また各動画のコメントは数百件ほどとなっています。
この動画の特徴は和食料理のテクニック説明ももちろんなのですが店主の人柄がとても良く、見ているこちらもテクニックと相まってついつい見てしまう内容となってます。また、店内で撮影しているようなので雰囲気のよさそうな店内も垣間見ることもできます。
最近ではユーザーからのアンケート結果からツーリング動画なども投稿しているようです。
実際に見てみるとレシピもさることながら店主のくだらないギャグと相まってこのお店に立ち寄っていたいなとついつい思ってしまいます。近くに行く機会があったら是非立ち寄ってみたいお店です。
乾物屋を営むYoutubeチャンネル 「へんな魚おじさんの寝言」
愛知県南知多 豊浜漁港の「さかな広場」の鮮魚店で働いている通称「へんな魚おじさん」と「ヒゲの兄貴」が出演しているYoutubeチャンネルです。もともと「気まぐれクック」という料理チャンネルに魚をもっていくだけの人だったのですが魅力的なキャラクターということもあり2019年に開設されたチャンネルです。
登録者数は57.5万人(2021年11月4日時点)で各動画数百件のコメントが来ています。内容は主に魚を使った料理動画となっています。
へんな魚おじさんということだけあり、スーパーでは中々見られないような魚等をさばいて食べるという内容が多く、その明るいキャラクターと相まってついつい見てしまうチャンネルです。
実際に見てみるとおじさんたちが楽しく料理していたり、愛知で揚がるおいしい旬の魚を紹介してくれたりと濃い内容の動画です。また、「へんな魚おじさん」は 豊浜漁港の「さかな広場」 内にある豊浜屋で実際に店頭に立っている人で、明るく陽気な人柄と干物の仕込みで鍛えられた包丁さばきがとても見ていて楽しいチャンネルとなります。
実際に店頭に立って接客されていて、画面越しでいろいろな魚を楽しくさばいている姿を見ると実際に会ってみたいと思ってしまいますよね。
2つのチャンネルに共通している点は?
いろいろと共通する部分はありますが、次の点について注目してみたいと思います。
- 動画に親近感がある
- コメント欄が活発
- 見やすい動画である
動画に親近感がある
どちらのチャンネルも出演されている方々の表情の動きが動的で見ているこちらとしては飽きないですし、その姿に親近感を覚えます。
例えば「まかないチャレンジ!」では料理中包丁で食材を切っていると必ずと言っていいほど某トラックメーカーのCMソングを口ずさみます。またご主人が好きなアニメキャラクターの真似をされていたりとその自由な姿にユーザーは親近感を覚えます。
次に「へんな魚おじさんの寝言」ですが基本的に「へんな魚おじさん」と「ヒゲの兄貴」がキャッキャと楽しそうに料理をしています。見ているこちらも微笑んでしまうような雰囲気がとても伝わってくるのでユーザーとしては親近感を覚えます。
どちらも動画でそこで働いている人のキャラクターがわかり、実際にそこを利用したら楽しいだろうなということを連想させてくれます。
いい意味でキャラクターが表現されているからこそ親近感を抱きファンになってしまいます。
コメント欄が活発
今回紹介させていただいたチャンネルですが、どの動画もコメント欄が活発です。内容はその動画の感想から次の動画の要望といったものがあり、その動画を見たユーザー同士が活発にコミュニケーションをとっていることがわかります。
この心理としては動画に対して思った感想をYoutuberに読んで構ってほしい、応援したい、自分の意見を知ってほしいということが考えられます。
動画を起点に活発にコメント欄が動くことでユーザー同士のつながりもでき、より強固なファン層になるのではないかと考えられます。
見やすい動画である
実際に2つのチャンネルを見てみるととても見やすいです。どちらのチャンネルも1つの動画に1テーマという構成になっており、重要なポイントは動画の説明欄や字幕を使ってユーザーの記憶に残るように工夫され、料理をしたことがない人でも挑戦できそうな内容となっています。
また、中だるみしてしまうような「え~、、、」「あの~、、、」といったフレーズや邪魔な場面などは廃されており、挨拶も短い為テンポよく動画が進んでいきます。
そして最後に動画全体の雰囲気が明るく声が聞き取りやすいという点です。基本的にYoutubeの動画は空き時間に見ています。そのため極端に暗い雰囲気の動画だと再生したとしてもすぐに止めてしまいますよね。
まとめ
今回は私が好きなYoutuberを通してファンを増やす方法を少し考えてみました。今回ご紹介したチャンネルは一般の人が運営しているチャンネルですが、その人がどんな雰囲気の人なのかといったところがちゃんと伝わり親近感を覚えるような動画構成になっていたかと思います。
企業のファンづくりにYoutubeを活かすためには動画を通して会社の魅力をユーザー目線で伝えなければなりません。ユーザーとしては自分が知りたい情報、好きなものにしか空いている時間を使いたいと思いません。ですので誰に対してどういった内容をどのように伝えるかということをしっかりと考え親近感を抱かせる動画を作ることがファンを作る重要な要素となると思います。
もしさらに詳しく話を聞きたいということでしたら下記までご連絡いただければ幸いです。