中途採用に使える!?30代~40代の特徴とは?

 こんにちは。株式会社エンデルの小津です。以前より採用に関する情報発信はターゲティングが重要であるというお話をさせていただいておりますが、今回は中途採用のメインターゲットとなる30代~40代の方々の一般的な特徴とそれを使ったチャンネルの方向性に関して考えていこうと思います。

 

ターゲット層(30代~40代)について考えてみる

 30代~40代はどんな層でしょうか。

諸説ありますが下記が世代名称の年表です。30代前半~50代前半までが就職氷河期世代になり、40代~50代前半までが団塊ジュニア世代となります。

参照 「団塊、バブル、氷河期、ゆとり : それぞれの世代の特徴は?」nippon.comより

 就職氷河期はバブルが弾け長期に渡る日本の景気後退の局面へ突入していた時代です。正社員としての就職が厳しく、今でも非正規で働く方がいます。

 また団塊ジュニア世代については、団塊世代の子供ということもあり人数が多く就職氷河期とも重なっていたため競争は大変激しいものでした。

30代~40代の特徴は?

 30代と40代の特徴は何でしょうか。2020年に発表された博報堂生活総研の生活定点の年代別の結果をまとめてみました。

30代の特徴

 30代の「09働き」という部分で他の年代と比較したところ、他の年代と比べキャリアアップに対し貪欲で自分の環境を変えてもキャリアップをしたいという方が多いようです。逆に休みは当然の権利と考える人も多く、福利厚生などは重要視していそうです。

 また、他の年代と比べてWEBを使っての情報収集が活発です。他の年代の平均と比べてインターネットで仕事を探したことがあるという方が多く、そしてコロナ渦ということもあり会社での中心的役割をこなしているためかWEB会議等を他の年代よりも使っている場合が多いとのことです。

 30代は成長欲が高く、WEBを使っての情報収集、IT機器の活用が他の年代と比べて高いということでこの年代の採用にはWEBサービスをうまく利用することが重要と考えられます。

40代の特徴

  40代の「09働き」という部分で他の年代と比較したところ 他の年代と比べて働くということに対して熱心な世代といえます。会社と家での仕事の垣根は低く世間体を強く気にしている世代のようです。

 他の年代と比べ出世よりも家族・家庭・子供を重視して安定を求めている方が多いようです。仕事もプライベートも充実しているので時間がないと答える人が多いようです。

 他の年代と比べ社会を悲観している方が多いようでインターネットで仕事を探したことがあるという人も他の年代と比べて増加率が高いとのことです。

 40代は安定性を求めており、堅実的に働くという方が多いようです。一方で転職に関しても考えてはいる人が多いようでインターネットでの情報収集を始めるという方が多いようです。

まとめ

 今回は短い内容でしたが30代と40代の特徴についてデータをもとに考察してみました。どちらの年代も忙しさや生活環境は違うと考えられますが自分のキャリアに関しては他の年代よりも関心がある年代のようでインターネットでの情報収集などはしっかりと行っているようです。

 求人の打ち出し方についてはWEBでの求人が有効そうです。WEB上での採用活動をどのように行うかは職種によって違いはあると思いますがWEBでの採用をメインに据えキャリアに関して各年代が課題に感じていることを解消できるような広告を打つことが重要と考えられます。

 今回は簡単な考察ですが弊社ではさらにそれを一歩進めた御社に合うYoutubeコンサルティングを行っております。特に30代~40代の採用に関してはとても有効な求人方法となりますので少しでもご興味ございましたらお問い合わせいただけたらと思います。