企業がSDGsに取り組むメリットとは?SDGsとは何かから簡単解説!

 こんにちは。株式会社エンデルの小津です。今回は最近話題に上がることの多いSDGsの解説と取り組むメリットについて解説していきます。 

 正直意味あるの?とお思いの方多いかと思いますが、結論から言いますと意味はとてもあります。そちらを消費者(以下ユーザー)と企業の視点から見ていきたいと思います。

 今回の記事はあくまでSDGsについて掘り下げるわけではなく、SDGsがもたらす効果の解説になりますのであらかじめご了承の上お読みください。

SDGsとは簡単に言うと何なの?

 SDGsとは「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」のことです。もっと砕いていうと、2019年にサミットで定められた17個あるゴールを2030年までに先進国で目指そうという取り組みです。そこで決められた17個のゴールは下記になります。

参照 一般社団法人 イマココラボ「SDGsとは?

 詳しくは外務省「SDGsとは?」をお読みいただければと思います。

 余談ですが、下記がSDGsのロゴとなります。名刺やピンバッジ等で一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

参照 国際連合広報センター「SDGsのアイコン

 このロゴはその17のゴールという目標を目指すことに賛同しているということを表します。

なぜSDGsに取り組む必要があるのか?

 SDGsに取り組む理由を3つご紹介いたします。客観的なメリットを中心にまとめておりますので、少々お目苦しいところもありますがご了承ください。

理由① 国際的な機運の高まり

 SDGsに取り組むメリットの一つとして国際的なSDGsに対する機運の高まりがあります。それは世界各地の気候変動や食糧不足、貧困といったニュースにユーザーの関心が集まり、今までの利益第一主義ではユーザーからの共感を得られなくなってしまったためです。

 企業活動目標の一つは成長です。その成長を行うためには利益を出さなければなりません。利益を出すためにはユーザーからの共感、信頼を得ることが重要です。そのため、国際的で大きな関心事の一つであるSDGsの目標を会社としての目標にすることはユーザーからの共感を得ることができ企業としてのブランディングをサポートしてくれます。

理由② 付加価値をつけることができる

  SDGsに取り組むメリットの2つ目は提供する商品・サービスに付加価値をつけることができるという点です。

 例えばユーザーの視点で考えてみます。100円のマスクと150円のマスクがあったらデザインが一緒だったら100円のマスクを選びますよね。理由は価格が安く機能も変わらなそうだからです。

 では100円のマスクと環境に配慮した素材で作られた150円のマスクだったらどうでしょうか。購入する環境に対する危機感を持ったユーザーであれば150円のマスクを選ぶはずです。つまり、環境に配慮するした素材にユーザーは50円の価値を見出したとも取れます。SDGsも同様です。

 簡単に言ってしまえば自社の商品・サービスにユーザーが考えるSDGsの価値を上乗せできるのです。

理由③ ブランディングに適している

 SDGsに取り組むメリット3つ目はブランディングに適しているということです。以前ブランディングについての記事(ブランディングを実際に始めよう!Youtubeをブランディングに活かす!)を書かせていただきましたが、SDGsが掲げる17個のゴールは社会的ブランドアイデンティティーにピッタリです。

 ブランディングの施策は広告・宣伝にも使えますし採用にも使えます。なぜなら求職者はブランド価値が高い会社で働きたいと考えるからです。

 例えば求職者の立場からすると大手企業と中小企業で同じ求人内容であれば大手企業に行きたいと考えるはずです。それは大手企業のブランドの一員になれるということにメリットを見出しているからです。

 次にSDGsで同じように考えてみましょう。同じ規模の会社が同じ求人を出していたとします。一方はSDGsに賛同している企業です。求職者はどちらを選ぶ可能性が高いでしょうか。

 おそらくSDGsに加入している会社を選ぶはずです。理由は求職者自身が働くことに社会的な意義が生まれるからです。

  緑の部分には会社のブランド価値と書いてあります。SDGsで行ったブランディングであれば先ほど述べた社会的意義等がこの部分に入ってきます。

 つまり、SDGsは世界的に賛同されている内容の為求職者にもわかりやすく共感を得やすいブランドアイデンティティーにしやすいのです。

まとめ

 今回はSDGsに取り組むメリットについて簡単に解説してきました。SDGsは全体に導入した方が良いというものではありません。しかし世界的に多くの賛同を得ており、ユーザーからの関心が高いものであるからこそビジネスに活かす価値があります。

 また、SDGsをもう導入されているということであれば是非それを有効に活用していただければと思います。特にYoutubeは動画を扱うということもあり、SDGsでの具体的な取り組みや、商品・サービスとSDGsとの繋がりを動画にしてユーザーに視聴してもらうことは会社のブランディングにつながりますので活用を考えてみてはいかがでしょうか。

 弊社の方ではYoutube運用に関してお手伝いさせていただいておりますので是非ご興味ございましたら下記お問い合わせよりご連絡いただけますと幸いです。

 また、Youtube運用に役に立つ記事を毎週火曜日・金曜日16時に更新しておりますので是非チェックいただければと思います。→ニュース