Youtube運用を始めたけど動画のネタがない。魅力を伝えるのならストーリテリングを試してみよう!

こんにちは。株式会社エンデルの小津です。今回はYoutubeの運用を始めたけどどんな動画ネタを投稿すればいいのかとお困りのご担当者様に向けた記事になります。以前「Youtubeを始めよう!3H戦略とは?」という記事を投稿させていただきましたが、その中の「HUB」動画につながるストーリテリングについて簡単に解説していこうと思います。
ストーリテリング動画を投稿できれば商品・サービス・採用といった様々な場面で応用が可能になります。是非最後までお読みいただけますと幸いです。
ストーリーテリングとは何か
ストーリテリングとは物語や経験談を使って自分の主張を伝える方法です。例えばよく通販番組でダイエット食品が紹介されていますが、商品を使ったユーザーの経験談等も併せて商品の紹介がされますよね。
ストーリーテリングは商品・サービスを具体的にユーザーを惹きつけ印象に残すことができる方法として注目をされています。スタンフォード大学教授のジェニファー・アーカー氏は「物語は事実だけの場合よりも最大22倍多く記憶される」としており、マーケティングを行う際にも有効な手段であると考えられます。
ストーリテリングが有効な理由
次にストーリテリングがなぜ有効なのかを例を挙げて2つのポイントをまとめていこうと思います。
- イメージが伝わる
- ユーザーの印象に残る
イメージが伝わる
物語としてユーザーに伝えることでより深く理解してもらうということにつながることがストーリテリングが有効な理由の一つです。
少し前ですが、「オイシックス・ラ・大地株式会社」という話題になりました。通販で食材を購入できるという会社なのですが、スーパーで買えないような珍しい野菜や健康に配慮した野菜などが販売されています。
この通販を利用するユーザーは次のことを考えているはずです。いつもとは違う食材を使って料理がしたい。自分や家族の健康に配慮した料理を作りたいなどです。
オイシックスではアレンジ調理法や生産者の声等、食材が生産から手元に届き調理するまでの情報も併せて提供しています。そのため食材が手元に届き、食された後のことも想像しやすくなります。
つまりユーザーに食材を調理し食べてもらうときのイメージが伝わりやすくなったことが人気の要因の一つになったと考えられます。
ユーザーの印象に残る
ユーザーが共感できるストーリーを届けることができれば信頼度が高まり、印象に残ります。
例えばドラマや映画で感動した、興奮したという記憶がある方はいらっしゃるのではないでしょうか。恋愛ものであれば自分と似た境遇、性格の主人公が失恋したときはその心境に共感し涙を流す方は多いと思います。そしてその場面は印象に深く残るのではないでしょうか。
このようにユーザーから共感されるストーリーは印象に残ります。
ストーリテリングを構成する要素とは?
実際にストーリテリングを行うためにその構成要素を見ていきます。「著:堀江匡平 BUSINESS DNA ~ 僕らは、ストーリーを買っている。~: 企業のためのストーリーテリングとブランド構築方法」ではストーリーテリングには4つの要素があるとしています。
- メッセージ (ストーリーを通して伝えたいメッセージ)
- コンフリクト (葛藤、ストーリーを予測不可能なものにし、転換点となる)
- キャラクター (ストーリーをまとめるための役割がある登場人物)
- プロット (ストーリーの進め方)
この4つによってストーリーは構成されており、この4つを埋めることでストーリーを作り上げることが可能です。
また、マーケティングとしてこれらの要素を埋める場合、実体験を活用いただいた方がより信頼性があり、共感を得るストーリーとなります。
まとめ
今回はストーリーテリングについて簡単に解説してきました。次回は実際に具体的な事例を書いていければと思います。
ストーリーテリングをうまく利用すれば採用や販路拡大、売上向上と様々に応用ができますので是非参考にしていただければ幸いです。
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